コンビニや書店などでもよく見かけるクロスワードパズルを扱った雑誌。
実は、雑誌に載っているクロスワードパズルは出版社が自前で作っているのではなく、クロスワードパズルを作っている個人から買って、それを雑誌に載せているというスタイルを取っています。
クロスワードパズル作りを専門にしているフリーランスの人も存在しそれだけで生計を立てている人も存在するほど。
また、家から一歩も出ずにできる仕事ということで、時間や働く場所に制約のある主婦や学生の在宅ワークとしても密かな注目を集めている仕事です。
今回は、クロスワードパズル作りの稼ぎ方についてまとめました。
Contents
クロスワードパズルの作り方
クロスワード作りは無料でダウンロードできるソフトウェアの「Crossword Builder」を使ってパソコンで簡単に作ることができます。
クロスワードで使う盤面(マス)ができたら次にするのが、答えとなるキーワードを始めに散りばめていくことです。
答えのキーワードを散りばめたら、あとは単語を挿入していきクロスワードの盤面を埋める作業を繰り返します。
途中で挿入する単語が思いつかない場合は、国語辞典や広辞苑を参考にすると効率の良くなるのでおすすめです。
一通り盤面が埋まったら、次は問題文を作っていく作業に移ります。
問題文は別名「鍵(カギ)」とも呼ばれており、なるべく簡潔にわかりやすく誰にでも理解できる文章にすることで、面白く最後まで解いてもらえるようになります。
文章作りはエクセルやワード、メモ帳などで簡単に作ってまとめておくと、出版社に投稿するときに役立ちます。
クロスワードパズル作りで覚えておきたいルール
クロスワードパズルにはいくつかルールがあり、パズルを作る上ではこのルールを必ず守る必要があります。
- 盤面の文字は全てカタカナに統一する。
- 「ャ、ュ、ョ、ッ」などの小さい文字は大きい文字として扱う。
- 同じ言葉は2回以上使わない。
- 「ハ」「バ」「パ」のようい、濁音、半濁音は区別する。
- 黒マスは縦横に続かないようにする。
どれも、クロスワードを何度かやったことがある人ならピンとくるものばかりですね。ここでまとめた基本的なルールを守って作るようにしましょう。
実際に自分で解いてみて確認してみる
自分が作ったパズルと問題文が完成したら、まずは自分でそのパズルを一から解いてみるようにしましょう。
「この問題文だとちょっと答えが想像できないかも」「このキーワードは少し易しすぎるかな…」という疑問点や気づいたポイントがあれば、それを反映してより面白くわかりやすいクロスワードに仕上げていきましょう。
また、気づいた点はメモをとっておき、次のクロスワードパズル作りに活かすと効果的です。
パズルが出来上がったら出版社に投稿
クロスワードパズルが出来上がったら、作品を出版社に投稿します。
雑誌に採用された場合、出版社から謝礼金がもらえるだけでなく、クオリティ次第では出版社の方からパズル作成の依頼がくることもあります。
なるべく採用されるためにも、クオリティが高く、楽しんで解いてもらえうようなパズルを作るように心がけましょう。
また、自分でホームページを作ったりSNSで自作のパズルをつぶやいたことがきっかけとなって、仕事につながることもあります。
クロスワードパズルの相場
出来上がったクロスワードパズルの相場は出版社によって差がありますが、一例では2000円~30000円の報酬が出ることもあります
単価はクロスワードのサイズや問題の数によって決まり、1ページのサイズであれば何千円、2ページのサイズで作れば何万円という感じになっています。
クロスワードパズル作りに慣れないうちは、サイズの小さいパズルから作っていき、慣れてきたら徐々にサイズの大きいパズルを作るようにしていくのがおすすめです。
懸賞も兼ねてクロスワードパズルをやる稼ぎ方も
自分でパズルを作るだけに限らず、研究目的で雑誌に掲載されているクロスワードを自分で解いて懸賞に応募し、懸賞で当てたプレゼントをネットオークションやフリマアプリで売ってお金を稼ぐという方法もあります。
誰かが作ったクロスワードのノウハウを応用して自分でクロスワードパズル作り活かすだけでなく、解いた当てた懸賞品を換金。まさに一石二鳥の副業とも言えますね。
今回紹介したクロスワードパズル作りは、副業としてではなく趣味や自分のボキャブラリーを増やすためのトレーニングとしても応用することができます。
ビジネス用語や趣味で使う用語、英語や数学、国語などの受験勉強で登場する単語を散りばめるなどの、テーマや個性を出したクロスワードパズルを作ってみてもいいかもしれません。
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