夏は冷奴でさっぱりと、冬は湯豆腐やマーボードーフで心も体もポカポカに…と食材としてのバリエーションに富んでいるのが、が豆腐の魅力だと思います。
豆腐は大豆でできているので、植物性のたんぱく質が豊富に含まれているだけでなく、女性らしい美しさやボディーラインになるのに効果がある大豆イソフラボンも豊富に含まれている健康的な食品です。
今回はそんな豆腐に注目し、関西で有名なお豆腐屋さんについてまとめました。
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嵯峨豆腐 森嘉(京都嵯峨嵐山)
森嘉(もりか)は渡月橋や天龍寺などがある京都の有名観光名所の嵯峨嵐山にある老舗の豆腐屋さんです。
こちらのお店では嵯峨豆腐と呼ばれるお豆腐が人気です。お値段は1パック442円で、地元京都だけでなく大阪などから酒道具を求めて訪れるお客さんがおられます。
嵯峨豆腐は絹ごし豆腐と木綿豆腐のちょうど中間ぐらいの柔らかさで作られている豆腐で、豆腐作りで欠かせないにがりを使うのではなくすまし粉を使用して、クリーミーで後味スッキリの仕上がりになっています。
また、豆腐作りの最中で余分な水分を抜く作業を含めることで、絹ごし以上木綿未満の食感を作ることができるとのことです。
お店の方はこの嵯峨豆腐を、シンプルに冷奴として頂くことをお勧めしているとのこと。お豆腐だけでなく、ご飯と一緒に食べてもおいしいお豆腐なので、夏バテで食欲が落ちる夏にお勧めの豆腐と言えますね。
吟選絹ごし 岡田屋本店(大阪空堀商店街)
岡田屋本店は大阪の空堀商店街にある老舗の豆腐屋さんです。このお店では、吟選絹ごしと呼ばれる豆腐が人気です(1パック200円)
吟選絹ごし絹ごし豆腐より少し固めの食感の豆腐です。使用しているのは甘みのあるカナダ産の大豆で、普通の絹ごし豆腐よりも水分量が若干少ないために独特の食感が出ています。絹ごしとありますが、その食感は非常にしっかりとしており、濃厚な味が特徴的です。
ちなみに、冷奴としていただく場合はお豆腐屋さんにしか売っていない冷奴用のスープを使って食べるのがオススメとのことです
まぼろし 前田豆腐店(大阪天神橋筋商店街)
前田豆腐店ではまぼろしと呼ばれる大豆の香りがすごいと評判のお豆腐があります。こちらのお店では一般的な豆腐で使われる大豆の20倍の量を使用して作られています。
また使われている大豆は緑色の青大豆で、少しだけ色が緑がかったお豆腐となっています。
こちらのお豆腐を冷奴としていただく場合は、店主お勧めの湯浅醤油を使っていただくことをお勧めしています。コクがあり濃厚なまぼろしに合うやや濃いめの醤油なので、冷奴にはぴったりです。
ちなみにまぼろしのお値段は1パック1,500円とかなり高級になっております。高級感も相まってか、自分へのご褒美として買っていく人であったり、親戚が集まる場面やお祝い事の席にぴったりのお豆腐とも言えますね。
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