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質問力を磨いてピンチを救う会話術の身に付け方とは?

 

仕事や普段の生活でかかせないコミュニケーション。普段から会話が途切れず楽しいおしゃべりができる人ばかりではありません。

いわゆる「コミュ障」と言われる人のように、途中で会話が途切れて冷や汗をかいたことがある人も少なくないはず。

以前放送された「ビーバップ!ハイヒール」では、会話が続かない、話が途切れるといったピンチを乗り切るために役立つ「質問力」について特集が組まれていましたのでご紹介!

Contents

質問力があると人付き合いは大きく変わる!

今回「質問力」について解説するのは、作家の高嶋ちほ子さん。

数多くの著名人にインタビューした実績を持ち、人に話しづらいコンプレックスを聞くことが得意とのこと。著書「一流理論」は悩み多きビジネスマンの間でも人気です。

番組内では、日常で会話につまる場面に役立つ、とっておきの質問テクニックが紹介されていました。

 

アロンソンの不貞の法則

初対面の相手に対して、ちょっとした会話のあとに相手を褒めることで、相手の心をつかむとされている法則です。

初対面という状況はお互いに緊張しているので、まずは相手の服装や髪型など褒める。そのあとに、褒めたことについて質問をすればより相手と打ち解けることができます。

 

(例) 「その服素敵ですね。どこで買ったのですか?」

解説:ただ、「その服素敵ですね。」で終わるのではなく、「どこで買ったのですか?」と付け加えることで自然に会話を続けるだけでなく、相手に対して私は興味があります、私はあなたのセンスをリスペクトしていますということを伝える効果も。

天秤の法則

質問をするときに、漠然とではなく具体的な選択肢を提示することで、相手の考える負担を減らすという法則。

ストレスの少ない質問の方法なので、お互いに嫌な思いをすることなく簡単に会話が続くというテクニックです。

 

(例) 「今度の休日はどこに行く?どうする?」

解説:「どこに行く?」「どうする?」だけでは漠然ちしていているので選択肢が広すぎる。そのため、質問された相手は考えるのが負担になり曖昧な返事を返したり、はぐらかしたりして会話が途切れる原因になってしまう。

 

(例) 「今度の休日はショッピングにする?映画にする?」

解説:「ショッピング」「映画」というような具体的な選択肢を相手に伝えることで、相手の考える負担を減らすだけでなく、ショッピングや映画に関する話題へと自然に続けることも。

 

パーソナルアプローチ

一般的なことを質問するのではなく、質問したい人のことについて聞くことで、会話が進むというテクニック。

最も話しやすい「自分自身のこと」を聞くことで、普段あまり聞くことができない個人的な話を聞くこともできます。専門職や趣味、得意分野がある人に効果的な質問テクニックです。

 

(例) 「家電量販店で働いているみたいだけど最近景気はどう?」

解説:「景気」という一般的な質問をしてみたものの話が広げにくく、場が固まってしまいやすい。

(例) 「家電量販店で働いているみたいだけど、どういう仕事をしているの?」

解説:一般的な質問ではなく「どういう仕事をしているの?」と個人に焦点を当てた質問にすることで、相手が自然と話しやすい会話へとつなげることができる。

 

キャッチ&リリースの法則

最初は限定的なことから質問し会話のネタとなる情報を見つけ、そして、そのネタを「どんな?」という質問をすることで会話を広げていくテクニック。

ネタを振られることによって、相手もどういう話をすればいいのかが見えてくるので会話が続きやすくなります。

 

(例) 「どちらにお住まいなんですか?」→「○○(住んでる場所)はどんなところなんですか?」

解説:まずは相手の住んでいる場所とい限定的な情報を聞きだし、次にその住んでいる場所に関するオープンな質問で会話へと繋げる。普段あまり喋らないひと、人見知りな人や無口な人でも、会話が続けやすい質問テクニック。

オウム返しのテクニック

相手が言ったことを繰り返すことで、会話にテンポが生まれて気持ちよい会話が続けられるように。メモや相槌と組み合わせることで、相手に対して「私はあなたの話にとても興味があります!」というアピールにもなります。

ただし、あまり繰り返して使うと相手を馬鹿にしているようになるのでNG。

 

知ったかぶりはNG!苦手な話題で使える質問テクニック

円滑なコミュニケーションをするためにやってはいけないのは知ったかぶり。

例えば、自分の苦手分野の話題になったときに知ったかぶりをしてしまうと、話を続けているうちにいつかボロが出てしまいます。そうなると、相手をがっかりさせてしまいせっかくの会話が台無しにになります。

自分が知らない話題や苦手分野になったときは、知ったかぶるのではなく素直に「その話題(分野)に関しては苦手なんです」と伝えたあとに、「ですので、ぜひ教えてください!」とつなげるのが、賢い質問のコツ。

大事なのは知ったかぶりをするのではなく、自分の無知をさらけ出した上で詳しく聞かせて欲しいとつなげること。

そうすることで、相手が「自分の話は面白い」と思わせ自尊心を高め、気持ちよく話してもらえるようになります。

 

正しい質問力を身につければあなた自身も魅力的になります。今回紹介した質問力に関するテクニックをもとに、よりよいコミュニケーションができるようになりましょう!

 

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