実は人間の集中力が続くのはたったの8秒だと知っていますか?
「人間の集中力継続時間のデータ」では2000年頃は平均12秒だったのに対し、2013年頃には平均8秒とどんどん短くなってしまっています。
集中力の低下の理由としてはスマホやSNSで人間を取り巻く情報量が増えたからではないかと言われています。
集中力が続かず仕事や勉強などをすると、ダラダラしてしまいますよね。
そんな時のために役に立つ超簡単!集中力アップ術の方法をおまとめします!
Contents
水を飲んで集中力アップ
ぐっすり眠った朝、睡眠を経て頭はリセットされ脳も体もまだ目覚めていない状態。
そんな朝、劇的に集中力を高める方法とは「水を500ml飲むこと」なのです。
そんな単純なことでいいの?と思うかもしれませんが、人間の脳は水を飲むことで集中力が上がりやすくなります。
人間の脳の80%は水分でできていると言われているため、水分不足はホルモンバランスを崩し集中力が低下しやすくなります。
特に朝は、寝ている間にたくさんの汗をかき、喉が渇いている状態なので朝に水分を補うことで脳が活性化して集中しやすくなるということです。
そのため、朝の集中力不足は水分が足りていないからという理由が多いのだそうです。
イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究によると・・・
知的作業をする時前に水を500ml飲むと飲まないときに比べ、約15%も作業効率があがるという研究結果もあります。
水を飲むと脳が活性化しますので例えば水を飲んでから新聞を読むと内容が頭に入りやすくなります。
ただし、一気に飲むと体に悪いこともあるので水500mlであれば2~3回に分けて飲むようにするといいそうですよ。
指差しルーティーンで集中力をアップ
お昼休憩などを挟むと、なかなか集中モードに戻れない・・・
そんな時にオススメの集中力アップ方法は「ターゲット指差し」です。
「ターゲット指差し」とは、目標物を決めるだけで集中力がアップするという方法。
やり方は簡単!
- 5m離れた場所にある目標を決める。(例えば、カレンダーや花、本などなんでも良いです。)
- 目を閉じたまま目標の位置に指をさします。
- 目を開け、目標に指があっているかを確認します。
(もし、場所がズレていれば注意が散漫になっている証拠) - これを目標に指が合うまで繰り返します。
これを何度か繰り返していると、ピタッと合うところが出てきます。そうすると集中力があがったというサインです。
その後に、仕事をすることで効率のいい仕事ができるようになります。
目標を達成すると脳はドーパミンを分泌し快感を覚えます。ですので小さな目標でも「やり遂げた」という自信がさらに集中力を引き出してくれるのです。
この方法は集中力が上がるため、狙ったところに投げられるようにとプロ野球のピッチャーも試合前などに取り入れてる方法なのだそうです。
柔道金メダリストの古賀稔彦さんも実践!ながらけん玉で集中力をアップ
朝から働き脳も体も疲れ、仕事の効率が下がり気味・・・
そんな時にオススメな集中力アップの方法は「ながらけん玉」です。
この方法は体を動かし、気分転換にもなり集中力も上がるというもの。
やり方は、けん玉を片手でしながらもう片方の空いた手でグー・チョキ・パーをします。
そうすることで前頭前野の活動が抑えられ雑念がなくなりやすくなるのです。
その結果、脳を集中モードに入れる事ができ、作業の効率が上がります。
実はこの方法を柔道のオリンピック金メダリスト「古賀稔彦」さんも実践しているのです。
古賀稔彦さんは、日本の柔道家で環太平洋大学の教授もしており、日本健康医療専門学校校長でもあります。
1992年に開催されたバルセロナオリンピックの柔道競技では男子71kg級の金メダルを受賞しています。
古賀さんが指導する柔道教室では稽古前に「ながらけん玉」を実践し集中力をあげてから指導に入っているのだそうですよ。
室伏広治さんも実践!集中力底上げトレーニング
室伏広治さんは日本の男子ハンマー投げ選手で、ハンマー投げ日本記録保持者であり、日本を代表するスポーツ選手の一人です。
過去にオリンピックなどに出場し活躍しており、金メダルの受賞など沢山の実績も残しています。
室伏広治さんも実践している簡単!集中力底上げトレーニング法をご紹介致します。
やり方は簡単。
まず、新聞紙1枚を体の前で片手で持ち、そのまま片手で小さく丸めていきます。
そのまま落とさずに手の中に収めていくだけです。
これを毎日トレーニングすれば集中力を底上げできるそうですよ。
まとめ
朝起きて水を飲むだけで、集中力アップにつながるなんて驚きました。
しかも、その後の仕事への作業効率アップにもつながるんですね。
どれも1分ぐらいで実践でき、とても簡単なので普段の日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
これらを日々実践し、集中力アップを地道にすることで集中力継続時間のアップにもつながるかと思います。
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