以前放送された「ビーバップハイヒール」にて知らないと恐ろしい法律の世界について放送されていました。
近年あらゆる法律が変わり、今まで常識だと思っていたことが実は違法だった!なんてこともあるかもしれません。。
そんな最新の法律を教えてくれるのは、弁護士の「萩谷麻衣子さん」
著書では改正された法律をもとに日常生活の変化を分かりやすく解説しています。
今回は知らないと恐い最新の法律についてまとめてみました。
Contents
LINEを送っただけで警察へ?
最近では連絡手段として「LINE」をよく活用するかと思いますが、例えば好きな異性に何通もLINEを送る行為は気を付けないと処罰の対象になる事もあるのです。
これまでのストーカー規制法では、直接的なつきまといなどが処罰の対象でしたが、
2017年の6月に法律が変わり、SNSやブログで大量のメッセージを送るといった行為も処罰の対象となりました。
スマホなどの普及により、時代の流れに合わせて法律も変わってきているんですね。。
賃貸マンションを解約する時
賃貸マンションを解約する際に、
・壁紙の汚れ、画鋲の跡
・付属のエアコンの故障
・床の傷
などを理由に敷金を部屋の修理費として回収された経験がある人は多いのではないでしょうか。
これまで民法では「敷金」に関する法律がなかったため、消費者が無知なのをいいことに敷金を騙し取る業者が後を絶ちませんでした。
ですが、2017年5月に120年ぶりの民法改正が行われ、日常生活でついた傷の修理費は貸主が負担すると法律で決まりました。
知らないとヤバイ!イマドキの法律新常識
車両等提供罪
自転車でも飲酒をすると罪になることは広く知られていますが、実は自転車を貸しただけでも罪になることはあまり知られていません。
2007年に道路交通法が改正され、飲酒運転を助長した者に対する罰則が新設されました。
その罪名は、「車両等提供罪」といいます。
それにより自転車を貸した者も飲酒運転した者と同様、
5年以下の懲役、または100万円以下の罰金がかせられる事となりました。
今では自転車を対象とした飲酒検問が実施されるほど取締の強化の流れは強くなっています。
強制性交等罪・準強制性交等罪
2017年に刑法が110年ぶりの大規模改正され、性犯罪が厳罰化されました。
それまで強姦の被害対象が女性のみだったのが、男性も含まれるようになりました。
旧強姦罪から「強制性交等罪」に罪名が変更されました。
また、お酒で相手を抵抗不能にした場合は「準強制性交等罪」といいます。
罪名は違いますが、刑量は強制性交等罪と同じです。
児童ポルノ禁止法
2015年 児童ポルノ禁止法改正されました。
それにより子供の裸の写真を持っているだけでも罪になることもあります。
自分の子どもの写真は罪に問われませんが、他人の子どもが一緒に写っている場合は罪に問われるのです。
もちろん、いうまでもありませんが性的好奇心を満たすためと判断されればアウトです。
マタニティーハラスメント
2017年に育児介護休業法が改正され、厳しくなったのが「マタニティーハラスメント」。通称、マタハラ。
マタハラとは妊娠・育児などを理由に職場で嫌がらせを受けたり不当な扱いを受ける事です。
「つわりで皆が迷惑するので、しばらく休め」
というのはこれまでもマタハラの言動とされてきましたが、
それに加え・・・
「つわりが辛そうだから、無理しないで」
と相手を気遣う言葉もマタハラとなる可能性があります。
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