身内だけで簡素に行う葬儀「家族葬」。
規模も小さく低予算なのが特徴で最近では家族葬を選ぶ人が増えています。
そんな家族葬ですが、実はトラブルが起きやすいというデメリットもあるのです。
今回は実際にあったトラブルなどをおまとめしました!
Contents
棺の中に食べ物やお金を入れる
悲しみに包まれる葬儀の会場。しかし、そこにはいろんな人物がやってきます。
好物だった食べ物を棺の中に入れようとしたり、100万円の大金を入れようとする参列者がいたという例も。
お金は遺族の方々に残すべきだということで、さすがに100万円は止めさせていただいたと葬儀社の方が話していました。
赤の他人の葬儀に参加し商品券を集めまわる参列者
葬儀に参加した弔問客には返礼品(一般的にはお茶や砂糖など)を渡しますが、
京都の方では有名百貨店の商品券をお通夜とお葬式に渡すという風習も残っているのだとか。
それゆえに京都では、この商品券を狙い、赤の他人が葬儀に何度も参列するというケースもあるのだそうです。
家族葬を知らされていない人のためにお別れ会をするはめに…
亡くなる前に「葬儀は身内のみでしてほしい」と言い残し、身内はその通りに葬儀を行ったものの、葬儀が終わった後に亡くなったと知った友人などに「なんで教えてくれなかったんだ」と責められる家族。
家族葬で安く済ませたのに「お別れ会」という形式でもう一度葬儀をするケースも多く、2度の葬儀で結局お金も手間もかかってしまいます。
交友関係などは人それぞれ。そのため家族葬には向く人と向かない人が大きく分かれてしまいます。そのあたりをよく理解した上で家族葬を選ぶ方がいいかもしれません。
家族葬後に愛人が発覚することも…
葬儀終了後、葬儀社に「実は私、愛人でして…こちらにも家族があり、私どもでもお見送りしたいのでもう一度葬儀をしてほしいです」という電話が。
お葬式があることを知らされていなかったのと参列することができなかったため、葬儀社が仲介に入ってご家族の方々に了承を得て、「お別れ会」をしたというケースもあります。
まとめ
このようなトラブルを避けるためにも日頃から交友関係を家族と共有することも大切ですね。
家族葬だから安く済むと決断する前に家族とよく話し合い、自分の交友関係にあったお葬式を選ぶといいかもしれません。
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